2日目、龍飛崎へ向かう途中です。
イプサムは青森市で超満タン給油したけれど、keiはお腹が空いたぁ。。
頭がくらくらしてきてた。
2つの道の駅があったんだけど、一つはこんにゃくとかぁ。
もうひとつの駅では、期待していた猪丼が11時からでった。
町のお店もやってないっ。
サークルKでおにぎりを買っちゃうかなぁ。って、何度も思った!
でね。怪しいお店をはっけん!
あやしいでしょお。
でも、お店の看板に「本マグロ丼をはじめました」って書いてあったのね。
気になるぅ~。
街灯にも「この先、200m食事処あり」って、手書きの看板がありました。
怪しいけれど、商売する気はあるみたぁい。
keiっ、Uターンして戻った。
この後、途中で見つけた観光名所があります。
お腹が空いていては、落ち着かなぁい。
お店にはほかに、一人だけお客さんがいたよ。
ライダーさん(バイクないし)?? 自転車さんでした。
この強風の中を弘前からやってきたらしい。
すごぉ~い!
お店の中には「本マグロ」「焼き魚」みたいに紙が貼ってあってね。
値段も書いてないし、メニューらしくない。
おばさんに「なにが(注文したら)良いですかぁ」って聞いてみた。
そこに書いてある2つしかないんですよ。って、おばさん。
もちろん、本マグロ丼をお願いしました。
でっ、いったいいくらなんだろう??
それと焼き魚も食べたくなったのね。
でっ、聞いてみた。
「焼き魚もつけたらいくらになりますかぁ~」
「2000円になりますよ。」
たぶん、マグロ丼が1350円で焼き魚(赤魚)650円かなぁ??
その日によって、焼く魚が違うし、マグロは時価なのかも知れませんね。
おばさんは怪しい人じゃないのでっ。
じゃぁ~ん、マグロ丼定食ぅ。焼き魚付ぃ。。
ところでこのマグロは地元三厩(みんまや)産の本マグロです。
テレビ局が取材に来て、銀座のどこだか高級料亭で使っていると紹介されたそうです。
観光協会や漁協に「そのマグロは、どこで食べられるの?」って、いっぱい問い合わせが来たんだって。
でも、出荷するだけで地元の食堂でも民宿でも提供していません。
でっ、漁協の会長さんが「うちでやろうか。」と言う事になって、おばさんのお店が本まぐろ丼を始めたそうです。
「本マグロ丼をはじめました」のとおり、つい最近始めたそうですよ。
良い時にきまった。
お客さんが少ない時期だし、本まぐろは安くないし。
この後、脂がのってくると値段が高騰するらしいです。
いつまで続けられるかわからないんだって。
本当のお勧めメニューは夏のウニっ。
もちろん、旦那さんが採って来たうにを、おばさんが剥いたやつです。
夏に来なくちゃ~っ。
ほら、本まぐろがいっぱいのっているでしょお。
ご飯も大盛りにしてくれたぁ。。「ご飯のおかわりもどうぞ」だって。
そこへおじさん登場ぉ~。
おじさん「あの車だったら、寝れるね!(←イプサムのことです)」
kei「小川原湖の道の駅で車中泊して、日の出とともにやってきました。」
おじさん「おれも車の中で寝るんだよ。流行ってるみたいだね。」
おじさんの車はランクルみたいな車だったよ。
おじさん「この前、女房と男鹿半島に行ってきたよ。」
kei「じゃああれでしょ、これでしょ。(←keiの得意な場所)」
おじさん「そうそう、あれあれっ。今度は能登に行ってみたい。」
kei「民宿にでも泊まって美味しいものを食べてこようかとぉ、keiも計画中でぇ~す。」
って、すっかり意気投合してお話をしたんだけど。
やっぱ、津軽弁です。秋田弁と肩を並べる難解さっ。
半分くらいしかわかぁんない!
でも、不思議と会話は成立してるんだよねぇ~。
そうそう、このおじさんって漁協の会長さんだね。
今日は海が時化(しけ)ているので、漁師さんたちはお休みです。
(海が”時化る”って、こんな時を書くんだね。)
美味しかったし、楽しかったぁ。
Uターンしてきたかいがありまった。
うにの季節にきよっと!
超満タンっ、ぐるびぃ~。
*1 新鮮といっても2~3日くらい熟成させないと味やマグロの食感が出てこないそうです。おじさんに教えてもらった。keiっ、いつだか塩釜で買ってきた生のマグロを冷蔵庫に、一週間もわすれっちゃったことがるのね。恐る恐る食べたら美味しかった。おじさんに話したら、そういうものなんだって。