猫魔王11「ネコ耳のごつい親父!」

「とうとう、猫魔王が出てきたようですな! 」
そう言うとオサキさんはまた少し体を雪の中に沈めました。
また暗雲が立ち込めてきたせいで、休憩舎から先は目を凝らしてもあまりよく見えません。
さめはドキドキしていました。
恐怖と好奇心が入り交じったドキドキです。
DragonQuest10 TeamLV85 Adventure Diary.
Just another WordPress site
「とうとう、猫魔王が出てきたようですな! 」
そう言うとオサキさんはまた少し体を雪の中に沈めました。
また暗雲が立ち込めてきたせいで、休憩舎から先は目を凝らしてもあまりよく見えません。
さめはドキドキしていました。
恐怖と好奇心が入り交じったドキドキです。
「さめ殿、それは呪文ですかな? 」
「 keiさんがよく日記に音楽を入れているので、真似をしてみました」
keiさんがネットのテレビで見ているスパイ大作戦の音楽です。
敵に気づかれずに秘密の場所へ忍び込む時によく使われているメロディーです。
「keiさんが袋の中で動き出したんです。異変に気づき戦う準備をしていたのでしょうか?」
引き続きさめです。
そうkeiさんは秘密の沼に落ちてしまったんです!
keiさんが袋の中で動くものだから、オサキさんの首から下げられた袋が大きく揺れだしたそうです。
ぶおう!と音をたて、オサキさんは一瞬にして、50mくらいの高さまで舞い上がります。
上昇する勢いで、頭上から流れてくる空気に体が押し付けられました。
さめです。
keiさんはまだ寝てます。
「オサキ様、秘密の沼リフト山頂から猫魔岳にかけて暗黒の雲が濃くなったいます。」
「オサキ様、雄国岳から金沢峠にかけても黒雲が拡がり始めているようです」
「オサキ様!吾妻のきつねたちが到着しました」
きつねたちの声がするよ。
なにが起きてるんだろお~
変な夢を見てるんだね、きっと。
空洞の奥に入っていくと、きゅっぴの大きな体が横たわっていまった。 お疲 […]
狐の列に近づいてみたらね。
光の列は意外と長く続いていまった。
こぎつね君は首を振って、ついてくるようにkeiたちにうながします。
きつね達は尻尾というより、体全体が光っていてとってもキレイっ
だらだら歩く、デレデレ歩く、ふらふら歩く、前のめりになったり、左右にふらふらしたり~
「keiさんっしっかり歩いてください!だらだら歩いても疲れるのは同じですよ。」
ふたたび、丸山に向かう平らなファミリーゲレンデにいます。
kei達っ一行は一路丸山ゲレンデに向かっていた。
しかし、腰上まである新雪と激しい吹雪に行く手を阻まれていた。
われわれは車のヒーターで暖を取り、エンゼルパイを摂取した。
ポットの冷めはじめたコーヒーも、心を落ち着かせるには十分な温もりをもっていた。